ほどほどにしてね

書きたいと思ったことをジャンル関係なく

左利きがひたすらネガティブになる話

 

世の中ほとんどの人が右利きです。

左利きは世界の10%と聞いたことがあります。

そんな私も10%の左利きです。 

 

 

さまざまな物が右利き向けに作られています。

 

・改札

自動販売

・注ぎ口の方向が決まっているおたま

スマホの手帳型カバー

・包丁やハサミ、カッター

・パソコンのマウス(有線タイプの)

 

ぶっちゃけ元右利きとかではないので言われるまで不便だと気づかなかったのだけど

気づいた瞬間「ええ!不便!」と気になってしまう私は結構生きづらい人間だな〜。

 

あ、でも上記の中で一番不便なのはおたまです。

あのおたまだけは言われなくても気づくレベルで不便。左利き泣かせ。

 

本当に一度右利き用専用おたましかなかったバーミヤンで、スープの注げなさに涙しそうになったことがあります。

 

 

そんな生活の中で、左利きは利き手ではない右手を器用に操るスキルを上げていくんですけどね。

 

 

ネットで左利きについて検索すると、左利きが左利きであることを慰めるかのように「左利きは天才肌」「芸術センスがある」などと書かれています。

 

学生の頃なんかは素直にその言葉を受け止めて左利きである誇りが少なからずありましたけれども、年々「左利きつらくね?」と思ったりします。

 

左利きについて調べたり見聞きしたことについてネガティブに綴っていこうと思います。

 

 

 

1.左利き天才多い説

 

左利きの偉人でネット検索をしてみると、オバマ元大統領やレオナルドダヴィンチ、アイザックニュートンなど一度は聞いたことがあるだろう錚々たる偉人が検索結果に出てきます。

 

これだけの偉人が左利きって、やはり左利きには何か特別な才能が〜と思うところですが

そういった偉人は、左利きだから偉人なのではなく偉人がたまたま左利きだっただけだというふうに思います。

 

左利きの偉人が多いとしても、私にはオバマのように国をまとめる力もレオナルドダヴィンチのように芸術に秀でているでもなくニュートンのように何かを発見できるような人間ではないから

(↑比較する対象が大物すぎるけど)自分の何もなさに落ち込みますし、

周りからの「左利きは天才肌」という微妙な期待の目も申し訳なくてしんどいです。笑

 

 

2.スポーツで有利説

 

野球や卓球サッカー、テニスのように左利きだと有利になるスポーツもあります。

左から繰り出される攻撃の予測がつきにくいところや、違和感を相手に感じさせやすい点で有利みたいです。

 

スポーツで有利と言われても、スポーツで有利になって嬉しい点って日常生活でありますかね?

超人的に足が早くて人より早く移動ができるとか、「1階から3階までならひとっ飛びで階段使わず行けまっせ」みたいな能力なら嬉しいけど

 

普通に生きててあんまりやらないことで有利でもなあ。

 

ちなみに私は左利きですがなぜか野球だけ「左投げ右打ち」です。

野球好きの父親にそれを伝えたら笑われたことがあります。

 

左打ちなら格好がついたのになぁと思いましたが、何にしても笑ってもらえる要素があるならいいかな。笑

 

3.数学が得意説

 

これ絶対ウソだと思います。ソースは私。

学生時代100点満点中8点を取ったことがありますし中学生からは50点以上を取った記憶がありません。

小学2年生のとき時計の読み方からつまずいた私が言うから数学とか数字の強いのはウソ!

 

 

右脳優位なのが左利き。右脳は感覚・直感的な能力を司ると言われています。

逆に左脳は分析的で論理的な能力を司ります。

 

どう考えても右利きの左脳側の人の方が数字強そうじゃないですか?

 

私の体感ですが、左利きだけど数学は苦に感じない人って実は一部右利きの人に多い気がします。(字を書くのは左だけど食事は右など)

 

両利き最強説…。

 

 

 4.寿命右利きより短い説

 

1991年にコレンと言うカナダの研究者が「右利きの人は左利きの人と比べて9年長生きする」と言う内容の論文を発表しました。

 

その論文には、右利きがマジョリティの世界において少数派の左利きは生きづらく、

そのストレスによって寿命に影響したり事故や怪我が多いと言う根拠が示されているとのこと。

 

 

私自身はじめに記載したように、言われなきゃ気づけないタイプなので

右利き経験がないため右利きが恩恵を受けている便利さにも気づかないし

 

生まれた時から右利きの世界の住民なので寿命が縮まるようなストレスを感じたりはしませんが、

 塵も積もれば山となるとも言いますし、もしかしたら有り得るかもしれませんよね。

本当なら悲しすぎる左利きの一生。

 

ただコレンの論文に関しては根拠が弱すぎるため信憑性に欠けるという見解もあります。

 

 

5.変わり者が多い説

 

右脳と左脳の働きの比率が利き手で変わるというのが本当であれば、

 

左脳をよく使う多くの右利き勢が右脳が活発な左利きを「変わっている」と言うのは何となくわかる気がします。

 

左利きの私も「あれ?この人なんか話噛み合わないな。」と思う人は高確率で左利きだったりします。

 

左利きも右利きと接する機会の方が圧倒的に多いので、もしかしたら右利きに慣れている分

左利きの人には違和感があるのかもしれません。

 

と言うことは、私と接する人は右利き左利き問わず私に違和感を抱いてるかもしれないということなのでしょうか。生きづらすぎません?

 

ただ、私が左利きの知人に「左利きの人って話をしてると変な感じしない?」と聞いた際全く共感されなかったので私だけかもしれません。

 

 

 

4つの説についてネガティブに語ってきましたがいかがでしたでしょうか。

 

インターネットで調べれば調べるほどネガティブになってしまうのですが、

ポジティブになるような情報があればぜひコメントで教えてください。

 

 

余談ですが、利き手、利き足、利き目以外に『利き耳』というのがあるそうです。

 

・電話の受話器を当てる耳

・耳を澄ませて聞き耳を立てるときに意識して使う耳

 

以上が自己確認できる聞き耳の主な知り方だそうです。

 

それ以外には、耳鼻科などでする聴力検査(どちらの耳の聴力が優れているか)で判断されるそうです。

 

 

もし左耳が利き耳であれば、左耳から入る言葉を処理する際に

一旦右脳に入ってから、言語野のある左脳へ伝達されて情報を処理するので

情報に対する理解が右耳が利き耳の人より100分の1秒ほど遅れるとも言われているそうです。

 

ただ右脳と左脳を繋ぐ脳梁と言う神経の束は、上記のプロセスを踏む(つまり右脳左脳を両方使う)左利きの方が大きいとのことです。

 

脳梁は左右の脳を繋げるケーブルのようなもので、

脳梁が大きい(太い)と両方の脳の連携が良くなり周りの状況を素早く判断する能力や小さな変化を察する能力を持つそうです。

 

 

なんか『生き残りをかけたサバイバル』とか、『ルールなしの無法地帯で生きていく』みたいな場で活躍しそうな能力ですが、

日常生活だと逆に周りの色々なことに気がつきすぎて疲れてしまいそうな能力ですね。

 

一応私が見つけた左利きへのいい情報でした。

 

 

 

ここまでお読みいただきありがとうございます。

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