ほどほどにしてね

書きたいと思ったことをジャンル関係なく

スピッツのアルバムどれが好き?

 

 

私が今までで一番好きになったアーティストがスピッツ

 


スピッツに憧れてギターを弾き始めたし

 


スピッツに憧れて曲を作り始めたし

 


スピッツに憧れてバンドも組んじゃったほど。

 

 

 

スピッツの出会いは猛烈におかしな出会いだった。

 

 

 

 


小学校5年生だった当時の私がなんとなく見ていたテレビで

 


インパルスの堤下がスピッツのチェリーを歌っていた。

 

 

 

インパルスの堤下が歌っているな〜」とその時は思っただけだったが

 


母が「あなたスピッツきいてみれば〜?」とスピッツ好きでもない母から提案があったので

 


当時買ってもらったばかりで容量を持て余していたWALKMANスピッツのベスト曲を入れてもらった。

 

これがスピッツとの出会い。

 


それまでは特定のアーティストにどハマりすることがなくて、私のWALKMANにはDREAMS COME TRUEサンボマスターしか入っていなかった。

 


当時観ていたドラマ『救命病棟24時』や『電車男』の影響だろう。

 

 

 

WALKMANスピッツが仲間入りしてからは、頭の中にスピッツしかない状態になってしまった。

 

 

 

わけもなく授業中ノートにスピッツの歌詞を書いて満足したりしていた。

 

 

 

…あれ?!あれからもう15年経っていることに今気づいてドン引きした。

 

 

 

 


はじめてスピッツのライブを生で観たのは高校1年生の夏、ロックインジャパンにて。

 

 

 

頭の中が真っ白になってその場で立ち尽くしてしまい、その日の大トリだったユニコーンは記憶にない(もったいない)。

 

 

 

神様だった!!!

 

 

 

*******

 

 

スピッツってアルバムをたくさんリリースしているのと、

 


さらにどのアルバムも名盤なため、同じスピッツファンに会うと

 


「どのアルバムが一番好きか」という話題に必ずなる。

 


ということで私が大好きなアルバムベスト3を紹介します。

 

 

 

 


まずは3位『ハヤブサ

 

 

 

スピッツがポップ路線で人気を掴んできた1994年〜1998年までのスピッツが終わって

 


新しいスピッツが始まったと言うべきか、

 


1991年〜1992年のロックなスピッツに戻ったと言うべきか。

 


スピッツが「まだいろいろ隠し持ってるんだよ〜!」って新しい一面を見せつけてきたようで、聴いた時すごく興奮した。

 


ギターボーカルの草野マサムネさんの声も前作のフェイクファーまでとは変わったと思う。

 


つやつやしたさわやかな声から、ハスキーな感じに変わって

さらにいい意味でその歌声が不安定さを感じるの!変声期の男の子みたいな。

 


全曲通して、耳から音を聴いているだけなのに違う国にいるような、行ったことのない場所にいるかのような気持ちになるのが不思議なんだよね。

 

 

 

いまだに何故そう感じるのかわからないし、言語化できない。

 

 

 

私にとってはスピッツのアルバムの中で唯一無二の存在感がある作品。

 

 

 

 


2位 『スピッツ

 


スピッツのファーストフルアルバムですね!

 


んー、先程のハヤブサもそうなんだけど雰囲気なんだよね。

 


どのアルバムに漂う雰囲気が好きかってだけなのかもしれない。

 

 

 

1stアルバム『スピッツ』はギターソロが多くて好き。

 


印象的なギターリフが多くて好き。

 


歌のメロディーが最高。

 


そして歌詞の意味のわからなさが好き。

まるで洋楽を聴いているような気分になる。

 

 

 

WALKMANスピッツのベスト曲を入れてもらった時に一番お気に入りだった曲が、

 

 

 

このアルバムに収録されている『夏の魔物』で、

当時小学生だった私はこういう歌詞でこんな雰囲気の曲もっと聴きたいな!と思っていたから、

 

 

 

その数年後にこのアルバムを手に入れて聴いたときは本当に嬉しかった。

 


「そう!この雰囲気!こういう歌詞!」って超満足しちゃった(笑)

 

 

 

一番好きな曲は『死神の岬』です。

 

 

 

 

 

 

 


そして1位は…『惑星のかけら』

 

 

 

もうこれも本当、雰囲気!!(笑)

 


アルバムを通して暗い感じがするんだよね。

ボーカルだけずっと気が抜けたように淡白でテンション低くてそこがめっちゃ好き。

 

 

 

暗い感じがするっていうのは、グランジ色が強いことに起因していると思うのだけど、歌詞は鬱っぽくないのが良い。

 


グランジってTHE・鬱って感じで音楽のジャンルとしては好きじゃないのだけど

 


スピッツグランジっちゃうと鬱っぽくならないのがすごい。

 

 

 

グランジ色強いって書いたけどよくよく聴くと

 


カントリー調の曲、ハードロックに見せかけてサンバはじまる曲、サーフポップ、サイケデリック調の曲とか割と散らかってた。笑

 


でも一枚を通してボーカルだけずっとテンション低いからなんとなく統一感を感じるのかな。

 

 

 

この時期のシングルB面曲の『マーメイド』、『コスモス』も含めて惑星のかけらの時期のスピッツだ!!ってわかるし。

 


はじめてスピッツを聴く人にはおすすめしないアルバムではあるのだけど

 


スピッツ大好きな自分にとってはたまらない一枚だなあ〜。

 

 

*******

 

 

 

1987年に結成して、メンバーの脱退もなく今も活動をしているスピッツ

 


バンドを継続させることって難しい。

 


私が大好きな他のバンドたちはもうすでに解散してしまっていたり、メンバーが亡くなっていたりするのもあるし

 

私も6年活動していたバンドがいざこざがあり、自然消滅してしまったこともあり難しさがよくわかる。

 

 

 


だからこそスピッツが現在も変わらず活動をしているだけで泣けてしまうほど感動する。

 

 

 

変わらないことって愛おしい。

 


おばあちゃんの昔から変わらない手料理の味や

 


実家に漂う匂いみたいに。

 

 

これからもスピッツがのびのびと音楽活動を続けてくれることを祈りながら

 

私はただただ応援したいと思っている。

 

スピッツありがとう!!

 

 

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